歯科医院で完結するオフィスホワイトニングに対し、自宅で、自分のペースで、じっくりと歯を白くしていく方法が「ホームホワイトニング」です。これも、歯科医院で診断と指導を受けた上で始める、専門的な治療法の一つです。そのプロセスは、まず歯科医院で、自分の歯型にぴったりと合った、オーダーメイドの「マウストレー(マウスピース)」を作製することから始まります。そして、医師から処方された、比較的低濃度のホワイトニング剤(過酸化尿素が主成分)を、自宅で、そのマウストレーの内側に注入し、毎日、決められた時間(通常は1日2時間程度)、歯に装着します。このプロセスを、2週間から1ヶ月ほど、毎日、根気強く続けることで、徐々に歯を白くしていきます。ホームホワイトニングの最大のメリットは、その「効果の持続性」と「透明感のある自然な白さ」にあります。低濃度の薬剤を、長時間かけて、じっくりと歯の内部に浸透させていくため、オフィスホワイトニングに比べて、色の後戻りがしにくく、より深みのある、透明感のある白さを実現しやすいと言われています。また、自分の好きな時間に、リラックスしながら行えるという、手軽さも魅力です。費用も、オフィスホワイトニングに比べると、比較的安価に始められます。しかし、デメリットとしては、効果を実感できるまでに、時間がかかるという点が挙げられます。すぐに白くなるわけではないため、毎日の装着を続けるための、強い意志と、根気が必要となります。また、オフィスホワイトニングと同様に、薬剤による知覚過敏が、一時的に生じることもあります。即効性よりも、白さの持続性と、自然な仕上がりを重視する方、あるいは、自分のペースで、じっくりと取り組みたい方にとって、ホームホワイトニングは、非常に満足度の高い選択肢となるでしょう。オフィスホワイトニングと組み合わせる「デュアルホワイトニング」は、両者の長所を活かせる、最強の方法とも言えます。