どんなに、白く、形の整った歯も、それを支える「歯茎」が、不健康な状態では、その美しさは、決して、輝きません。赤く腫れぼったい歯茎、黒ずんだ歯茎、あるいは、痩せ下がって、歯が長く見えるようになった歯茎。これらは、口元全体の印象を、不健康で、老けたものにしてしまいます。「きれいな歯」とは、健康で、美しい歯茎との、調和の上に、初めて成り立つものなのです。美しい歯茎の条件とは、何でしょうか。それは、「引き締まっていて、色は、健康的な、淡いピンク色」、「歯と歯の間の歯茎(歯間乳頭)が、きれいな、三角形を、していること」、そして、「笑った時に、歯茎が、過剰に見えすぎないこと」などが、挙げられます。この、美しい歯茎を、損なう、最大の敵が、「歯周病」です。歯周病は、歯垢(プラーク)の中の細菌によって、歯茎に炎症が起こる病気です。初期の「歯肉炎」の段階では、歯茎が、赤く腫れたり、歯磨きの際に、出血したりします。この状態を、放置すると、炎症は、歯を支える骨(歯槽骨)にまで、及び、「歯周炎」へと進行します。歯槽骨が溶かされると、歯茎は、痩せ下がり(歯肉退縮)、歯が長く見えたり、歯と歯の間に、黒い三角形の隙間(ブラックトライアングル)が、できてしまったりします。歯周病を、予防・治療し、引き締まったピンク色の歯茎を、取り戻すための基本は、日々の、徹底した「プラークコントロール(歯磨き、フロス、歯間ブラシ)」と、歯科医院での、定期的な「プロフェッショナル・クリーニング」に、尽きます。また、喫煙によって、メラニン色素が沈着し、黒ずんでしまった歯茎は、「ガムピーリング」という、レーザーや薬剤で、表面の層を、一層、剥がす治療によって、健康的なピンク色を、取り戻すことも可能です。歯をきれいにしたい、と願うなら、まずは、その土台である、歯茎の健康に、目を向けること。それが、真の美しさへの、近道です。